あんバターが食べたい

頑張って更新しよ。

靴買った

銀座かねまつが夏のセールをやっててたまたまいいのを見つけたから買った。仕事用に。


前からちょっと気になってたLS-GC2202 。メタリック加工(プリントではないはず)の革は本革のくせに撥水仕様。まずここが銀座かねまつの強みだと思う。まさかこれが¥11,000で手に入るとは思ってなかったから感動した。


一昨年足を潰してすっかりご不自由になってしまったゆえ靴探しに骨が折れまくっている私を助けてくれるのは、いつも銀座かねまつである。本当にありがたい。


GCは初めて履くけどたぶん大丈夫だろうなと思って22cmを購入。ピタッとした感覚はさすがBウィズって感じだけど思ってたよりしんどくなくて、ほかのG-木型よりちょっとマイルドな履き心地のような気がする。


足長は完全に合ってる、とはいえ足幅は少しつらい。でもこれは「いける」つらさだと判断して、返品→サイズアップではなく自分の腕を信じてフィッティングに臨むことを決意した。


1回目。とりあえず家にあったメンズ用のシューストレッチャーをぶち込む。わかりきってたけど24cm〜 対象なので靴の奥まで入らない。仕方ないから適当なところでやめた。ほんのり広がったようにも思わないでもないけどこの時点で効果ほぼなし。一度決めたことに対して諦めの悪い私は目的を達成するためにAmazonで小さいサイズのストレッチャーをポチって寝た。


2回目は翌々日。Amazonが届いた。さすがAmazon、種類は山のようにあったけどせっかくならかわいいのが良かったからピンクで持ち手がハート型のを買った。やはりサイズが合ってるといいとこまで入る。伸ばしたいところを自由に伸ばせる。最高。ほんのり起毛で伸びやすいだろうからあんまりやりすぎるとマズいかな〜と思ってぼちぼち突っ張るくらいでしばらく放置。なかなかいい感じに伸びていた。


3回目。前回でまあ伸びたけど仕事なんかで長時間履くことを見越してもう少し…と思いストレッチャーにマメを取り付けてさらなる拡張を試みる。本底との境目がちぎれないかだけ注意しながら持ち手を回した。メキョ…という怪しい音が聞こえたけど、案外力を入れても大丈夫というのは靴屋時代に学んだ。失敗を恐れていてはフィッティングはできない、思い切りが大事。正直、ぱつぱつになった靴を見るのは可哀想だけど、許して欲しい。


これで快適に履けるはず。靴屋やってよかった。たいていのことはどうにかできる。


フィッティングにしてもメンテにしても靴いじりは楽しい。ただ、自室で1人靴を眺めてニヤニヤしてる自分は本当に気持ち悪いと思う。