好きを集める
子供の頃からあんまりいろんなものに興味を示さなくて、いわゆる趣味もなければ好きなことも少ない。
親とか先生に言われたことをしんどいなあとかめんどくさいなあと思いながら聞いて、ある程度結果を出す。
勉強にしても、部活にしても、習い事にしても。興味がなくてもそこそここなせてしまう自分が嫌いだった。
それら、嫌なら放棄すればいいのに、と今なら思う。嫌を嫌と言わないから好きも好きと言えなくなるんだと。人の言うことを聞くから、自分の意志がわからなくなるんだと。
さて、好き、ってなんだと思いますか。何がどうであれば好き?好きってどういう感じ?
頭で考えるようなことじゃないんだけど、科学して答えを出さないと安心できないのが悪い癖だなー。
音楽、旅行、美味しいもの巡り、お弁当作り、ほか。知り合いがそういった「好きなこと」に時間を費やしてるのを見ると、自分の翳りみたいなのが際立って、「なぜ自分は…仕事ばかりして…趣味もなく…」みたいな気持ちになる。ずーん、となってしまう。
そうはいっても不貞腐れている時間がもったいないので、これからは自分なりの好きをちまちま回収していこうと思う。他人のことはいったん横に置いとこ。ほら、隣の芝は青く見える、っていうね。
まず、「好き」のハードルを下げることが必要かもしれない。たぶん今までは突き抜けてめちゃくちゃ好きじゃないと好きと認識しなくて、そんなものはそうそうないでしょ。
だから少し気楽に気軽に好きと認識するものを増やしていこうと思う。
軽率に好き!
明るく過ごすための発想の転換。